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問答 | いくら頑張って押してもお客様の反応が薄い

[原因]
@コリに到達していない
A筋肉の緊張が高すぎる
Bお客様が施術を受け慣れていて感覚が鈍い

[対策]
@いくら強く深く押し込んだとしても、それがコリと関係ない部分であったり方向が違えば、やはりお客様はモヤモヤした気分になるでしょう。その状況での術者の頑張りは無意味であり、むしろお客様にとっても術者にとっても良くないことです。コリとは何か、どこにあって、どの方向への押圧が適正かを今一度見直すことが最善の策です。

A筋肉の緊張は意識的なものばかりではなく、お客様自身も気付いていないような無意識的なものもあります。特に寝不足やストレス等の精神的な疲労は全身の緊張に関わりますが、お客様自身では自覚しにくいものです。
まずはそれが緩まないことには深部に対して施術ができません。無理に深部に届かせようとしても容易ではありませんし、そもそもお客様の体にも負担になり、ケガに繋がる可能性も否定できないので十分に気をつけなければなりません。

 緊張を緩ませる手段として、全身の状態を確認して比較的緩い部分から施術する、筋肉の端から施術し始める、関節の動きを付ける施術をする等が効果的です。関節の動きを付ける施術とは例として肩を回す、骨盤を動かす等ですが、特殊な方法ですので個々で学んで下さい。

 その他、施術時のみならず、お客様をリラックスさせて安心感を与えられるような接客を実現することも大切なことです。施術は手指等の使い方だけが効果を左右するものではなく、進め方や、施術までの導入等の意識面の配慮も関わってきますので総合的に考えていきたいものです。

B施術を受け慣れている、いつも強い力で施術を受けている等のお客様は感覚が鈍くなっている可能性があります。術者自身の問題以外にもそういったことを念頭に置きながら進めていくことも大切で、時には丁重に施術をお断りすることも両者のことを考えるとやむを得ない手段かもしれません。術者としては全力で対処したいところではありますが、お客様の感覚が鈍く痛みが分からないということは、無理な施術を続行したがために重大なケガをさせてしまう可能性も否定できません。

出典:ほぐし問答〜その悩み、ズバッ!と解決〜: 10,000人以上の接客・施術を経てようやく気付いたその"アタリマエ" (むげんぶっくす)」